|



研究
No.1 Shandong医科大学の附属病院で行われた臨床研究
レポート1 冠動脈アテローム性動脈硬化症の治療におけるHeartCareカプセルの臨床観察
Yuguo
Chen Ping Guo Shandong 医科大学附属病院
1999年の3月から11月までの期間にHeartCareカプセルを使った冠動脈アテローム性動脈硬化症の112の
使用例についての結果を示しました。この結果HeartCare
カプセルは冠動脈アテローム性動脈硬化が原因の狭心症の症状を和らげる働きがあることを示しています。心不全と不整脈を併発した虚血性心疾患(IHD)の使用についても観察し、明白な副作用は観測されませんでした。
対象と方法 被験者: 国際心臓病学会(International
Society of Heart Disease)とWHOが定めた、狭心症の原因となる冠動脈アテローム性動脈硬化症の診断基準に基づき、我々は112人の患者をHeartCareカプセルの臨床実験のために選びました。性別:男性74名・女性38名 年齢:38〜76歳(58.6歳±20.1歳)。狭心症のタイプ:初期の安定狭心症36名・中期の安定狭心症40名・不安定狭心症32名・異型狭心症4名。それに加え、23例が高血圧、15例が糖尿病、そして12例が高血糖症。43人が喫煙またはアルコール摂取の経験がありました。
注1心機能の分類は(NYHA…New York Heart Association)はT,86;U,12;V,6.です。
| クラスT |
1. |
心疾患を有するが,身体活動に制約のないもの |
| |
2. |
通常の労作では疲労,動悸,呼吸困難,あるいは狭心痛を生じない |
| クラスU |
1. |
身体活動に軽度の制約のあるもの |
| |
2. |
安静時ならびに軽労作では無症状のもの |
| クラスV |
1. |
身体活動に高度の制約のあるもの |
| |
2. |
安静時には無症状であるが,普通以下の軽労作で心愁訴を生じる |
| クラスW |
1. |
いかなる身体活動も苦痛を伴うもの |
| |
2. |
安静時にも心機能不全あるいは狭心症症状があり,労作によって増強される。 |
実験方法: 患者をランダムに2グループに分け、59人の治療グループには1日3回、jihuayieを500mlとHeartCareカプセル2個を投与し、53人の対照グループには1日3回、jihuayieを500mlとDansen3錠を投与しました。この治療を2週間行ない、深刻な狭心症の症状が出た場合には、必要に応じてニトログリセリンが与えられました。
投与: HeartCare
には顕著な働きがあるとして分類されました。この効果は冠動脈アテローム性動脈硬化症の治療のため1979年に中国で定められた基準に従いました。観察の対象となる要素には、狭心症の症状の発見と期間、胸痛を軽減するために必要なニトログリセリンの1週間の服用量などです。
心電図(EKG): 心拍数及び周期とST-T変化を記録するために、投与7日と14日の前後に全ての患者に対して定期的に心電図検査を行ないました。投与1日前と後に24時間の
注2動態心電図も行ないました。
注2 心肺機能を測定する。
心エコー図: 投与前後に、Sonos-5500
color Doppler(HP,USA)を使って、注3左(心)室駆出率(LVEF)を記録しました。
注3 一回の心収縮により左室よりは拍出される血液量の左室拡張終期容積に対する割合・・・最新医学大辞典
副作用の観測: 消化器系・中枢神経系(CNS)・皮膚の変化を観察しました。治療結果と副作用を評価するために、投与の前後に定期的な血液・尿検査を行い、血液電解質検査とともに肝臓・腎臓の機能検査も行ないました。
統計テスト: データをX2テストでp<0.05で顕著な違いとして統計的にテストしました。
結果: 狭心症に対する有効性の評価
| | 非常に効果あり | 効果あり | 効果なし | 有効率 | | 治療グループ | 18 | 33 | 6 | 91.9% | | 対照グループ | 10 | 22 | 21 | 60.4% |
p<0.001
心電図による評価
| | 非常に効果あり | 効果あり | 効果なし | 有効率 | | 治療グループ | 14 | 31 | 14 | 82.1% | | 対照グループ | 8 | 19 | 26 | 50.9% |
p<0.001
動態心電図による評価: 治療後24時間の全般的な心拍動と平均的な心拍数は、統計的に治療前よりわずかに低くなりました(p>0.05)。不整脈(心房性・心室性期外収縮)回復率は対照グループ(p<0.05)よりも治療グループで著しく高くなりました。虚血性の
○注4 ST部分の低下は、治療後HeartCare 治療グループと対照グループのどちらも顕著に改善されました。しかし治療グループ(39/59,66.1%)のST部分の変化に関する全体的な改善率は対照グループ(21/53,39.6%)よりも極めて高くなりました。(p<0.01)。
注4心電図の1つの波のうち後半の部分をST部分といいます。
心機能の評価: 心機能が正常な人(p>0.05)にHeartCare を投与する前と後では、左(心)室駆出率に変化はありませんでした。U〜V段階の心機能の人では、左(心)室駆出率はHeartCare
投与前の37.6±10.2%から、投与後の43.7±12.9%に大きく上昇しました。(p<0.05)。対照グループ(39.2±13.4%vs.38.1±11.3%,
p>0.05)では左(心)室駆出率に大きな変化は見られませんでした。
副作用: 治療グループでは、3人の患者が腹部に不快感、5人がめまいを訴えました。これらの症状は一般的にみて軽いもので、これらの患者はHeartCare
継続的な投与で徐々に許容限界量を報告するようになりました。定期的な血液・尿検査、肝臓・腎臓機能と血液電解質検査で治療後に異常な変化は観察されませんでした。
議論: HeartCare の配合には「HeartCare Powder」として伝統的に有名な処方に基づいて、朝鮮人参の根(Chinese
ginseng root)・麦門冬の根(dwarf-lilyturf root)・朝鮮五味子の実(schizandra fruit)などの特級薬用成分が含まれています。このカプセルの主な成分はHeartCare
で注射溶液と似ています。これより前の動物実験の結果では、注射可能物質は心拍数と血圧にほとんど影響を及ぼさずに冠血流量を増やすことがわかりました。前下降冠動脈結さつによって引き起こされた動物の急性心筋梗塞の例では、HeartCare
溶液は、 注5心室拡張末期のフィリングプレッシャーを減少させ、虚血(1)の正確な場所の血液の流れを改善します。 他の研究によると、HeartCare
カプセルは冠動脈の抵抗を減らし、冠動脈内の血液の流れを増やします。結果として心筋への血液の供給を改善します。また心臓の筋肉の酸素消費を減らし、心筋の虚血障害に対する耐性を高めます。我々の研究によるとHeartCare
カプセルの一般的な治癒効果は、狭心症の症状改善が89.3%、休息時の心電図による測定で80.4%、活動中の心電図による測定で69.6%となり、全ての数値が対照グループより顕著に高くなりました。HeartCare
カプセルは心送血量を増加させ、心臓機能が大幅に向上するので、LVEF(左心室駆出率)が上昇します。また不整脈での治癒効果も示しました。心房性・心室性期外収縮はかなり減少しました。HeartCare
カプセルは狭心症患者の血液脂質過酸化物の濃度を低下させると報告し、それはHeartCare カプセルが虚血性障害を減らして狭心症(2)を治療するメカニズムの1つかもしれないと指摘しています。 この研究で、狭心症の原因となる冠動脈アテローム性動脈硬化の治療に関するHeartCare
カプセルの働きは信頼できると示唆しています。またHeartCare カプセルは心臓機能を向上し不整脈を改善します。副作用はほとんどなく、伝統的処方のDenseng錠よりもすぐれ、狭心症の治療に理想的な選択肢となります。
注5
拡張終期の心室内圧 |

|
|